加齢臭と食生活
加齢臭を防ぐには、一番は身体を清潔にすること。
汗をかいたらすぐに流す、臭いの基になる雑菌を身体、皮膚、汗腺に留まらせないことだと思います。
でも、通勤して会社でシャワーなんて無理ですよね。デオドラントシートで身体を拭くか、デオドラントスプレーをすることくらい。それが出来れば良い方です。
そうなると、表面ではなく、体内の加齢臭予防が大切になってきます。
毎日の生活で重要なポイントはやはり食生活ではないでしょうか。
現代の食事は急激に日本にも広まった所謂ファストフードで賄われている部分が多いと思います。
忙しい時間にパッと安く済ませるというのが当たり前です。
そうした場合、どうしても肉食中心で野菜が少なめ、脂物が多く、食べる時間帯もまちまち。
外食、コンビニに頼る生活はメタボリックシンドロームも加速し、それと比例して加齢臭に対する問題も増えているのです。
何故なら原因の根源は同じだからです。身体の中に溜まった脂質が酸化して臭いの基を作り出すのです。
食生活の改善がメタボの予防と加齢臭の若年化も防いでくれます。
一般的にはアラフォーからの加齢臭ですが、今の生活習慣では20代でも臭う人は結構います。
身体の内部の加齢臭を抑える機能が弱ったり、それをオーバーする脂質の増加や酸化促進が加齢臭の発生ラインをどんどん下げて行っているのです。
加齢臭を防ぐには、抗酸化作用のあるものを摂取する食事です。脂質の酸化が加齢臭の原因なので体内の酸化を防ぐことがその根本なのです。
ポリフェノール、リコピン、カテキン、イソフラボン、アントシアニン、βカロチン、カロチノイド、ビタミンC・E等が一般的に言われる抗酸化作用の高い栄養素です。
ご存知の通り、野菜や果物に多く含まれる栄養素ですから、肉や炭水化物中心の食生活では不足していることは間違いありません。
野菜を最初に食べると食物繊維で腸内環境も良くなり結果、メタボ対策になるというのも有名ですよね。
一石二鳥いや何鳥にもなりますので野菜をとる生活を心がけましょう。
特に効果が高い、ポリフェノールやリコピンを多く摂るように心がけましょう。
ポリフェノールは飲み物ならコーヒーやココア、赤ワイン等です。
バナナ、マンゴ、ブルーベリー、りんごの果物、春菊、れんこん等の野菜、納豆やミルクチョコレートなどからも摂取できます。リコピンは今ブームのトマトで上手に摂りましょう。
キーワードは血液サラサラ=加齢臭予防です。